【特別区経験者採用】募集がない区を希望区として書くのはアリ?

今回は「特別区経験者採用 募集がない区を希望区として書くのはアリ?」というテーマでお届けします。

特別区の採用試験においては、面接カード(職務経歴書)を提出する際に、自分がどの区で働きたいのか、3つの区を希望区として記入することを求められます。

しかし、募集案内を見てみると、職員を募集している区と募集していない区の両方があることに気づきますよね?

そこで今回は、自分が志望する区が職員を募集していなかった場合に、その区を希望区として記入していいのかどうかについて話していきたいと思います。

なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。

奥田恭央
奥田恭央

早速ですが、記入していいのかどうか教えてください!

筒井夢人
筒井夢人

ここに関しては、2つほどご案内したいと思います!

【筒井】
一つ目が、募集がない区だったとしても、一応希望を出すこと自体はできます。

実際にエントリー画面で入力してみるとわかるのですが、募集がない区でも選べるようになっています。ドロップダウン・リストに表示されるため、選ぶこと自体は可能なんですね。

二つ目が、ただし、募集がないところに関しては選ぶべきではないということです。

理由は明快で、募集がない以上、希望を出しても呼ばれない可能性が極めて高いからです。ですので、せっかく希望を出すのであれば、やはり募集があるところを選ぶほうが良いと考えます。

奥田恭央
奥田恭央

この点について、私も特別区に問い合わせをしてみました!

【奥田】
その際、特別区人事委員会の担当者からは「募集がない区を記入しても問題ありません」という回答をもらいましたね。

ただ、確認したのは昨年ですので、今年から変わっている可能性もあります。気になる方は自分で問い合わせしてみるのが一番良いでしょう。

とはいえ、記入しても構わないという回答をもらっている以上は、書きたい方は書いたからといって減点になることや不合格になるわけではありません

しかし、筒井先生が言ったとおり、募集がない区を書くと面接官に違和感を抱かれる可能性もあります。面接官としては、素朴に「なぜこの受験生は募集がない区を書いているんだろう…?」と考えてしまうのではないでしょうか。

そういった事態を避けるためにも、やはり募集がある区を記入するのが良いと思います。

今回の記事を参考にして、希望区選びを進めてみてください!

なお、希望区選びについてはGravity講師の森田りさ先生が非常に優れた記事を書いてらっしゃいますので、下記のリンクから一読することを推奨いたします。

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この記事の編集者
遠藤みずき

教員から公務員へ転職し、現在は社会人採用専門予備校Gravityで講師を務めています。当サイトでは、自身の受験経験(特別区経験者採用9位合格)や指導経験をもとに、特別区への転職を目指す皆さんに≪お役立ち情報≫をお届けします!

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